アダルトグッズ NLS >> 特集 >> R-1特集 プロジェクトSEX >> 最新作開発レポート
開発チームはそんな状況を打開し、既存商品への不満を吹き飛ばすような夢の電動オナホを実現させるべく、開発をスタート。
以下は、その開発状況における、現在までの軌跡である。
最初の試作で着目した機構は、プリンタなどの紙送り機構。強いトルクと省スペース性を両立した素晴らしい機構だったが、試作機が完成してみると、駆動音が致命的に大きい…。
この機構を追いつづけて改良を加えても、クランク式以上のデメリットが残ってしまう可能性が高かったため、次の試作では別の機構で進めることになった。
1号機で顕著になった異音対策を抜本的に見直すため、2号機には円盤でトルクを増幅させる新しい機構を採用した。
この機構では円盤の大きさがハンデとなり、ボディ全体が大きくなってしまうのだが、逆にその大きさを活かすデザインを検討。誰もが「カッコイイ!」と感じるようなフォルムにこだわった。
これらの全面的な見直しが功を奏し、騒音もトルクも実用レベルの、非常にクオリティの高い試作2号機が完成。「ここまでくれば、完成まではあと少し!」開発チームの誰もがそう思っていた…。
2号機の高評価を受け、いよいよ量産へ移すための細かな議論が繰り返された。さまざまな意見が飛び交う中、最終的な課題は「静音性の追求」「小型化の追求」「ピストン排出部の配置」の3つに絞り込まれた。
これらの課題と過去2回のデータを元に、量産をも意識して作りこんだ試作3号機。しかし、その結果は望んでいたものとはあまりにも遠い商品になってしまった…。
最大の要因は、ユーザー本位の商品を目指す“姿勢”と、実際にモノを作る“現場”の間に生まれるギャップ。
机上でいくら議論しても、作ってみなければ分からないこともある。製品開発というものの難しさを、スタッフ一同が改めて痛感した出来事であった。
試作3号機を根本から見直すため、現場チームと綿密な意見交換をしながら、ピストン機構を新たに設計中。現在(2011年4月)は、まだ機構検証の段階である。
ハイパワーかつ多彩な振動パターンで、全身どこにでも使える万能ローターだが、マルチに使える反面、ピンポイント刺激用としてはやや物足りないという側面を持っていた。
この弱点を補うべく開発されたのが、ローター部に被せて使用する3種類のキャップ型アクセサリ。
それぞれ「クリトリス」「アナル」「ペニス」のピンポイント刺激用に特化し、どれも素材や形状にこだわりぬいたRENDSの自信作である。
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