Onaこれ１　咲倉葵｜大人のおもちゃとアダルトグッズの通販ショップNLS

商品詳細クチコミ

■Onaこれ１　咲倉葵

あえて扇情的な絵を使わないパケも、差別化を意識した要素のひとつ。付属ローションは100mlと大容量です。

造型は至極シンプルですが、手触りがオイリーで素材臭は強め。苦手な方は不快かも…。　※数値はＮＬＳ実測値

くぱぁができる、すじまん＆非貫通式ボディ。素材硬度もごくスタンダードで、柔軟性と弾力のバランスがお見事。

くぱぁで広がる“ローション溜まり”が大きく、たっぷりのローションを保持できます。インナー素材は薄ピンクです。

バキューム性能からストロークのしやすさに至るまで、使用感もごく普通。あまりに没個性的なのが気になります。

抑揚のあるＶ溝と肉厚な３つのヒダが、快感刺激の９割を占めます。クセのない特性で、射精力もかなり優秀。

: Onaこれ１　咲倉葵

商品レビュー

Ｖ溝＆ヒダの王道的で万人向けの快感
安心して選べるソツのないデビュー作

オナホ業界にまたまた新規参入の波が発生！　今度はfeelというメーカーから新規取り扱いのオファーを受け、いろいろなオトナの事情もあって採用しました。

確かにアダルトグッズ業界の中でも、オナホールは比較的参入しやすい商品ジャンルです。
しかし…決して広くない限られたマーケットの中、一攫千金を狙って、モノづくり経験のない企業がトレジャーハント的に参入してくる状況は、正直いかがなものか…と疑問に感じてしまいますね。

そんな釈然としない思いで本作をチェックしてみたところ、ちょっと素材のオイル臭が強いものの、意外にもクオリティは悪くありません。
おそらく企画とお金を経験値のある国内工場に持ち込み、上手く仕上げてもらったのでしょう。

適度なハリをキープした柔軟素材は、入口に大きなローション溜まりを備え、２重構造やカサ高のヒダ構造を施すなど、既存品との差別化をはかろうとする意図は感じます。が…やはり個性はみられません。

また、オナホ本体とパッケージ内容がどうにも結びつかず、明らかに商品先行でパケは後付け…という印象。そのパッケージも及第点ギリギリな感じで、ハッキリいっちゃうと凡庸です。

でもまぁ、そこはオナホ。「ようは気持ちよければ、ヌケればそれでいいのだぁ～！」という“勝てば官軍”的なところも否定できないため、できるだけ公平かつフラットな精神状態でモニタリングに挑みました。

内部はストレート穴に“Ｖ溝＋３連ヒダ”の組み合わせ。終盤は穴の径がやや狭くなり、亀頭をみっちり包みこみます。
刺激特性はごくごくシンプルな王道系で、ストロークするたびにゾリゾリしたＶ溝摩擦とプリプリのヒダ弾力が連続でペニスを撫で上げ、ごく自然にフィニッシュへと到達できます。

この快感特性…天下の“ボクおな”にも似た、普遍的で非常に安定感の高いもの。ゆえに本来なら多くのユーザーにマッチするのでしょうが、本作の場合、その性能と価格がまったく釣り合っていないのが残念。

相場よりもずいぶん割高な価格で、快感性能が“ボクおな”だったら、わざわざ本作を選ぶ理由などないのは、誰の目にも明白でしょう。

せめてこの値段に見合うオリジナリティを備えていれば、多少性能が劣っていても、評価する人は現れたかもしれません。そういう意味では、いろいろと惜しい…“ほろ苦いデビュー作”となりそうです。

できれば次回作は設定価格を含めて、もっともっとエッジの効いたものに仕上げて欲しい…と、イチ業界人として密かに期待しています。