ヴァギナ・モノローグス　咲良木里保の章｜大人のおもちゃとアダルトグッズの通販ショップNLS

商品詳細クチコミ

■ヴァギナ・モノローグス　咲良木里保の章

パッケージの少女が自らのヴァギナ事情について語っていますが、男性ウケを狙ったライトな内容になっています。

幼さの残るトルソーボディ。ほとんど無臭なのは優秀ですが、油分はけっこう多めです。　※数値はＮＬＳ実測値

ヴァギナを模した挿入口の非貫通式。ふんわりした感触が心地よく、伸縮性にも優れている上質な素材です。

くぱぁすると赤く染まった粘膜素材が出現。少し奥へ侵入すると、キュッと締まる感覚の子宮口が待ち構えます。

筒状のリングが、まっすぐなストロークを促します。空気抜きの手応えは薄いものの、リング部分は圧迫感強め。

リングは粘膜よりやや硬い程度ですが、子宮口と重なった箇所を通過するたび、着実に射精感が蓄積されます。

: ヴァギナ・モノローグス　咲良木里保の章

商品レビュー

伸縮性のあるリングでバランスのよい締め付け
有機的な子宮粘膜が射精感を蓄積する安定構造

『ヴァギナ・モノローグス』とは、さまざまな女性が自らの女性器について語った、アメリカ発祥の一連の脚本および芝居のこと。日本国内でもキャストや脚本・演出を変えて、何度か上演されています。

今回、YELOLAB（イエロラボ）から出た新作オナホが、なぜこれを題材にしたのかは不明ですが、パッケージのイラストや文章レベルがやけに低いうえ、そもそもオリジナルはどちらかというと女性目線の舞台であるため、オナホとはまったく噛み合ってないような気がしました…。

約500ｇもあるボディは、ほんの～りトルソー型。内部は２重構造に筒状のリングを組み合わせた、ヴァージン再現系のオナホールです。

素材硬度は少し柔らかめのモチモチな質感。弾力は低めながら伸縮性はちゃんと備わっており、インナー・アウターともにふんわりとした心地よさを覚えます。

一方、ソフト系だけあってオイルブリードはそれなり…。洗えば改善するものの、油ギッシュな手触りは普遍的なオナホ素材といった具合で、これでどうして全然ニオイがしないのか、ちょっと不思議なくらいです。

内部構造に特別目を見張る点はありませんが、中盤と最奥の２カ所に子宮口のようなギミックを設けていて、中盤の方は“fastenエンゲージリング”と重なっているのがポイント。

テクスチャーはイボ・ヒダ混合ながらも、素材が柔らかくて全体的にかなり曖昧なフィーリング。そのため、一番ハッキリと把握できるのがリングと子宮口の被った上記の部位で、ここをペニスが前後するたびに、ジワジワと射精感が蓄積されていく設計です。

おもしろいのは、一般的なリング内蔵オナホがやたらと硬質な素材でギッチギチに締め付けてくるのに対し、本作のリングは適度に伸縮性のあるスリーブ形状のため、その感触はかなりマイルド。

バランスのよい締め付けは、ペニスサイズに関係なく心地いいコリコリ感をもたらし、そのままでは凹凸を掴みづらい膣壁の細かな機微を、密着させることで、亀頭から竿の根元へと伝達するのにも役立っています。

また、粘膜素材がソフトでやさしいぶん、やや有機的・生体的な雰囲気もあってロングプレイが非常に快適です。楽しもうと思えば、けっこう長い時間遊んでいられますし、即射には向かないまでも、安定して自分のペースで抜くのに適していると思いました。

RIDEやマジックアイズの意欲作とは異なるうえ、リング内臓型なのに既存のような派手な締め付けもない、ちょっと地味めなオナホです。が、欠点らしい欠点はありませんし、コスパと総合力に秀でた丁寧なものづくりには好感が持てます。

何より本作や「POPTEX（ポップテックス）」からは、これからさらに飛躍していこうというメーカーの力強い意思を感じ、こういう情熱のこもった製品を手にすると、小売店としては思わず応援したくなるんですよね～。

見た目からギッチギチに締まるリングを期待して買うと失敗しますが、特性をちゃんと理解し、納得してポチるなら高確率で気に入るかと思いますので、応援の意味も込めて、一度試してみてはいかがでしょうか。