みんなが知りたいローションの基礎知識を大特集

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ローションのすべ〜る話 ローションの成分

ポリアク系ローション

糸引き抜群のネットリ感が好評。
コスパも最高レベル!
さまざまなローションの中でもっとも多用されている成分が「ポリアクリル酸ナトリウム」で、これを主成分として製造されているローションを、ポリアク系ローションと呼びます。

ポリアクリル酸ナトリウムは生理用品や紙おむつなどにも多用される原材料で、水分を吸収して粘りを出す特性があります。増粘剤として食品添加物にも利用されているものですから、口に入っても安全です。

吸水性と増粘性に優れているため、少量でもぬるぬると糸を引きます。「ローション」ときいて多くの人がイメージする、あのネットリぬるぬるしたビジュアルは、ポリアク系ローションならではの特徴なんです。

ポリアクリル酸ナトリウムは原材料費が安く、比較的低コストでローションがつくれるため、販売価格もそれなりにリーズナブル。

安いので人気がありますし、お風呂でソープごっこなど一度に大量使用するときはとても便利です。ぬるぬると糸を引く感触もエロティックで、ローションプレイの醍醐味を楽しむにはうってつけのローションでしょう。

しかし、ポリアク系ローションは洗い流しにくいのが欠点で、洗ったつもりでも肌表面に残り、肌水分までも吸収してしまうことがあります。

肌水分が失われると乾燥によるかゆみや雑菌の繁殖を誘発しがちなので、女性の膣内などデリケートで洗いにくい(ローションの残りやすい)部位に使うのは極力避けましょう。

もし、ポリアク系ローションが膣内に入ってしまった時は、ビデや洗浄ポンプなどを使って、できるだけローションを残さないよう、念入りに洗い流すことをオススメします。
ポリアク系ローションの
代表的商品

グリセリン系ローション

しっとり潤うサポート役。
やさしい成分だから安心感◎
「愛液代替ローション」をはじめ、肌や粘膜にやさしいローションの成分として重用されているのが、グリセリンです。

グリセリンとは無色透明の糖蜜状液体で、水に溶けやすく吸湿性が高いのが特徴。その優れた保水力によって化粧品をはじめ、目薬や浣腸液などの医薬品に用いられることも多い成分です。

グリセリンは添加物なので、厳密にいえばローションの主成分として分類するべきではないのですが、便宜上、グリセリン系ローションとします。

グリセリン系ローションの多くは水溶性で水に溶けやすく、簡単に洗い流せるから安心&安全。ポリアク系ローションと違い、膣内に入ってもまったく問題ありません。

その代わり、ポリアク系ローションのような糸引きやぬるっぬるのエロティックな使用感は期待できず、表面を潤して滑りやすくするだけのちょっと大人しい性質。単価も高いのでドバドバと思いきり消費できません。

挿入時の潤いサポートとしては必要十分な性能ですが、アダルト目的のいわゆるローションプレイには適さないでしょう。

カルボマー系ローション

サッと拭き取れる落としやすさが
便利なローション
アダルトグッズ業界のローションとしては新参者の部類に入るのが、この“カルボマー系ローション”です。

カルボマーは正式名称を「カルボキシビニルポリマー」といい、コスメ業界では化粧水や基礎化粧品に以前から使われていた、合成ポリマーの一種。安全性に優れた水溶性高分子化合物で、親水性が高く、アルコール類、グリコール類ともよく馴染みます。

肌につけると美しいツヤを放ち、みずみずしい透明感と滑らかな質感をもたらしてくれます。ところがこの状態…実は肌表面に薄〜いビニールコーティングを施しているようなもので、肌そのものにハリツヤが生まれたわけではありません。

しかし、逆にこの特性がローションにはとても適していて、塗ったときは肌表面に滑らかな潤滑力を与えつつも、肌に浸透しないために拭き取るだけでサッと簡単に落とせます。

そう…カルボマーという成分は、RENDSの「洗い不要ローション」に代表される、落としやすいタイプのローションとして活躍しているのです。

元祖である「洗い不要ローション」のほかにも、今ではたくさんの類似ローションが販売されていて、その多くが「サッと拭くだけでローションが落とせる」のをセールスポイントにしています。この落としやすいローション特性こそ、カルボマーのおかげ…というわけです。

カルボマー系ローションはサラッとした使い心地で落としやすい反面、ネットリとした粘度がなく、乾きやすいのが特徴。オナホール使用時にはとてもマッチするローションですが、長時間プレイや激しい糸引きを求めるようなシーンにはちょっと不向きです。
カルボマー系ローションの
代表的商品

シリコン系ローション

欧米で愛されている、潤いと持続性に
優れたローション
あらゆるローションの中でトップクラスの潤滑持続性を誇るのが、“シリコン系ローション”です。 シリコンときくと、ついついゴムのような樹脂を思い浮かべてしまいますが、実はオイル状のシリコンもあり、さまざまな用途に使われています。

シリコンオイルはいわゆるポリマーの一種で、化粧品分野では伸びがよくベタつかない肌触りを実現するための分散剤として、日用品分野では界面活性力を活かし、リンスや柔軟剤などに配合されています。

シリコン系ローションはこのシリコンオイルを配合しているため、まさにオイルのような滑らかでサラッとしたテクスチャー。乾きにくく潤滑力が長持ちするため、アナルプレイに適しています。

欠点は落ちにくいので洗い流すのに苦労することと、シリコン素材でできたアダルトグッズとの相性が悪いこと。 シリコン製のグッズにシリコン系ローションを使用すると、化学反応によってグッズの表面が溶けて異臭を放つ可能性があります。

ただし、こうした融解の可能性はかなり低く、普通に使っているぶんには大丈夫なことがほとんど。触れたら即溶け出すようなこともありませんので、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。

シリコン系ローションは肌に吸収されず、少量でも滑りが長時間持続するなど、ローションとしての基本性能にとっても優れているため、アナルプレイがメジャーな欧米では愛用者が多 いローションです。

さらにこのローション特性は無次元加工のオナホールに適していて、複雑なオナホ内部の構造をペニスへと正確に伝えてくれるのが魅力。 この特性がもっと多くのオナホ愛用者たちに伝われば、日本でもメジャー級になれる実力を持ったローションだと思います。

ポリクオ系ローション

アストログライドシリーズに代表される
低刺激な成分
ポリアク系ローションに匹敵する潤滑力を持ちながらも、もっと肌にやさしい低刺激なローションに改良したのが、「アストログライドシリーズ」に代表されるポリクオ系ローションです。

ポリクオとはポリクオタニウムという成分名の略で、増粘剤ではありませんが親水性が高く、イメージ的にはシリコンに近い感じ。ポリアクリル酸ナトリウムと違って、肌水分を吸収しないのが長所です。

一般的なシャンプーや化粧品などにも使われるほど、人体への適合性が高く、安全面についてもまったく問題ありません。

正確にはポリクオタニウムにもいろいろな種類があるのですが、細かいことはここでは割愛。ローションに利用されるのは主に「ポリクオタニウム-10」か「ポリクオタニウム-39」、「ポリクオタニウム-51」くらいです。

といっても、ポリクオ系ローションと呼ばれるローションは、現在のところ「アストログライドシリーズ」くらいしかなく、ほかにポリクオタニウムを使用しているローションはほとんど見かけません。

ヒドロ系ローション

カルボマーが流行る前に活躍した、
拭き取りやすい成分
カルボマーと似たような特性を持つ成分、「ヒドロキシプロピルセルロース」というセルロース誘導体を用いたローションを、成分名を略して“ヒドロ系ローション”と呼びます。

特性・用途ともにカルボマーとほぼ一緒で、サラッとしたテクスチャーと拭き取りやすさが最大の魅力。カルボマーが多用される以前は、落としやすさをウリにしたローションの主成分は、この「ヒドロキシプロピルセルロース」でした。

現在はカルボマーの方が主流となりつつありますが、原料の高騰や入手のしやすさなど、メーカーの製造事情が変わることで、再び台頭してくる可能性もあります。
ヒドロ系の
代表的商品

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