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NLS通信 コラムアーカイブ

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■Vol.214 (2024年03月配信)

男女間の「オルガズム・ギャップ」と
その解決メソッド

セックスしたらオルガズム(性的絶頂)を迎えるのは、射精を伴う男性にとってわりと“当たり前”に近いこと。

しかし…じつは性交において女性は男性よりもオルガズムを感じる回数が圧倒的に少ないとされており、この男女差のことを一部では「オルガズム・ギャップ」と呼びます。

米国はフロリダ大学心理学部のローリー・ミンツ博士は、この「オルガズム・ギャップ」について研究する専門家。今回は博士の解説に基づいて、異性間セックスにおけるオルガズムの違いについて学んでいきましょう。

異性間性交で絶頂できる女性は7割以下

アメリカのある大学が5万人以上の規模で行った調査によると、「親密な相手との性交なら大抵オルガズムを感じる」と答えたのは、男性が約95%だったのに対し、女性はわずか約65%。

しかし、別の調査で女性は、パートナーとの性行為よりも自慰行為の方がオルガズムに至れる傾向があるとされ、約92%の女性が自慰行為中にオルガズムを経験した…と報告されています。

また、女性は同性との性交渉でもオルガズムを得る傾向が強く、ケンブリッジ大学の調査によると、バイセクシャル女性の約74%が「親密な女性との性行為で大抵オルガズムを感じる」と回答していました。

クリ刺激が圧倒的に足りない!と断定

男性とのセックスでは約65%と低いのに、オナニーや女性同士だとオルガ達成率が上がるのはなぜでしょうか? ミンツ氏はそのおもな要因を「性行為中のクリトリス刺激にある」と断定しています。

つまり…女性が性行為でオルガズムを得るためには、男性が思っている以上にクリトリスへの刺激が重要だということ。

実際、博士が「オルガズムを確実に感じる手法」について何千人もの女性にたずねたところ、「ペニスの挿入」と答えた女性の割合はわずか約4%。残りの約96%が「クリトリスへの刺激」と回答したそうです。

こうした現実があるにもかかわらず、巷のアダルトコンテンツではペニスの挿入だけでオルガズムに達する女性が描かれたり、文化的にも“セックス=ペニスの挿入”という概念が定着。

クリトリスへの刺激は「前戯」と呼ばれ、まるで“挿入の下準備”であるかのような軽い扱いを受けているのです。

ギャップ解消にはアダルトグッズが有効

こうした「オルガズム・ギャップ」を埋めるためには、やはり男女ともにクリ刺激を重視したプレイを意識すること。

また、一般的な“前戯→ペニス挿入”という古い因習を捨て、もっと自由に女性が望む刺激を、適切なタイミングで与えることが大切になってきます。

さらにミンツ博士は、性交中にバイブレーターやクリ吸引機を使用することも推奨しており、アダルトグッズが「オルガズム・ギャップ」の解消に有効であることは間違いないようです。

女性が気持ちよくなると社会もよくなる

なお、「オルガズム・ギャップ」が解消されると女性はセックスに対して能動的になり、男性に対して性的に望むこと・望まないことをハッキリ伝えられるようになるため、さらに性生活が豊かになる…という好循環が生まれます。

また、ラトガース大学の研究チームは「若者がセックスについて正しい知識を身につけ、男女平等に楽しむものだと認識すると、性的暴力に発展する可能性が低下する」という調査結果を報告。

こうした背景からミンツ氏は「女性の快楽やオルガズムについて、男女双方が学ぶことは、セックスの質を高める以上の効果がある」と結論づけています。

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