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■Vol.110 (2015年05月配信)
女性を満足させるセックスの
所要時間とその配分
愛するパートナーをセックスで満足させられるかどうかは、男としてのプライドに関わってくるうえ、パートナーとの良好な関係性にも影響してきます。
ところが日本人の“セックス満足度”は世界的に見てもかなり低く、“セックスの平均所要時間”においても、わずか「16分」という短さ…。(※)
もちろん、ただ時間をかければいいってモンじゃありませんが、パートナー女性を心身ともに満足させ、自分への愛情を深めてもらうためには、やはり女性がセックスに求めるものを理解し、それを与える努力は欠かせないでしょう。
そこで今回は“セックスの理想的な時間配分”について確認してみましょう。
(※)Dulex「セックスサーベイ(世界セックス白書) 2007年度版」調べ
プレイ時間の長さとセックス満足度は見事に比例!
前述した「16分」という平均所要時間は、前戯・挿入・後戯を含めた、プレイのトータル時間です。
おもしろいのが、この数字…“セックス満足度”が高くなるに従って時間も長くなり、満足度ナンバー1の国では「24分」となっています。
つまり…セックスの満足度を上げたいなら、“最低でも24分は時間をかけましょう”ということ。
もちろん、この時間はあくまで目安でしかなく、相手女性の好みや体調などによっても変わってきますが、じっくり時間をかけてプレイすれば、それなりに満足度も上がるのは事実のようです。
まずはご自身のセックス所要時間を見直してみましょう。「トータル24分以下」の方は、パートナーを満足させられていない可能性アリ。
女性はなかなか本音をいいませんから、油断できませんよ…。
後戯にもたっぷり時間をかけることで満足度アップ!
つぎに重要なのが時間配分。
カリスマAV男優の加藤鷹氏によれば、セックスの黄金比率は“前戯4:挿入2:後戯4”という割合で、「挿入よりも前戯・後戯を重視せよ!」と説いています。
これを先ほどの「24分」というプレイ時間に当てはめると、理想的な配分は前戯:約10分/挿入:約5分/後戯:約10分となります。
また、女性の膣内に愛液が分泌されるのは、興奮しはじめてから約10分間。
それ以上は性交痛を誘発してしまう可能性もあるため、こうした観点からもこの時間配分は理にかなっていると思われます。
そして…多くの日本人男性が怠っているであろう要素が「後戯」でしょう。
男性は射精するとスグに醒めてしまいますが、女性の幸福感は継続しています。(ちょっと面倒でも)ここで後戯にたっぷり時間をかければ、女性はより愛されていることを実感でき、満足感が増すのです。
いかがでしょうか?
①最低でも24分以上の時間をかけ、
②挿入よりもキスや愛撫を重視し、
③射精後の後戯も念入りに…。
この3点を抑えれば、あなたのパートナーのセックス満足度はきっと今以上にアップするはず。
パートナーに対する自分の価値を高め、より幸福なセックスライフをおくるためにも、少しだけ意識して実践することをオススメいたします。
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