■Vol.72 （2011年09月配信）
ご存じですか？
年代別の適正な射精回数
男性のみなさーん、気持ちのいいオナニーしてますか？
みなさんご承知の通り、男性の身体は常に精子が作りつづけられる構造で、定期的に射精をしたくなるのは、生物学的にも当然の欲求です。
射精さえできれば、セックスかオナニーかは関係ないのですが、やはりパートナーを必要とするセックスよりも、自分の好きなタイミングで手軽に済ませられるオナニーの方が、圧倒的に多いのが一般的でしょう。
ということで、今回はオナニーの回数に関する俗説に迫ってみます。
オナニーしすぎるとバカになる…は、本当か？
男性は射精することによって、脳から前立腺や精嚢、睾丸へ命令が入り、新しい精液・精子が作り始められます。そして、このサイクルは脳の活性化を促し、若さを保つともいわれています。
つまり、自分のカラダが射精を求める以上、それに応じるオナニーは極めて理にかなった健康的な行為…といえるのです。
しかし、何でも“ほどほど”がよいのはオナニーも同じ。かつて「テクノブレイク」という言葉がネットを騒がせたように、一日に何度もオナニーをすることにあまりメリットがないのは、誰もがウスウス気付いているからこそ、さまざまな俗説も生まれるのでしょう。
過剰な射精によって健康を害する可能性はかなり低いのですが、射精への欲求が前述の生物学的な構造からきている以上、“適切な射精（オナニー）の回数”というものは、確かにあるようです。
自分の適正な射精回数を理解したうえで増減の調整を
性雑学に通じている方はすでにご存じかもしれませんが、「適切な射精回数」を導き出すには、下記のような数式を使います。
＜適切な射精回数を導く式＞
年齢の10の位×9＝出た数字 → 「10ケタ分の日数」に「1ケタ回数」
【例】
20代：2×9＝18 → 10日に8回 → 月間24回
30代：3×9＝27 → 20日に7回 → 月間10〜11回
40代：4×9＝36 → 30日に6回 → 月間6回
50代：5×9＝45 → 40日に5回 → 月間3〜4回
（参考資料：エンサイクロネット）
いかがですか？
「す、少ねえええええーーー！！！！」という絶叫が、アチコチから聞こえてきそうですね。
かくゆう私も、自分の適正回数よりもオナニーだけで大幅にオーバーしていて、ちょっとショックでした…。
ちなみに、この回数に満たない場合…つまり精子を“溜めすぎる”と、やがてキャンタマ袋が「パン！」と破裂して…なーんてコトはなく、使われなかった精子は自然と分解されて体内に吸収されるので、ご安心ください。
オナニーは多すぎても少なすぎても、ただちに健康に悪影響がでるものではありません。とはいえ、自分の適切な射精回数を知っておくことも、決してムダな知識ではありません。
毎日日課のようにオナニーしている人も、性欲が湧かずにめったにオナニーしない人も、自分の適正値を知ったうえで回数を調節すれば、より健康的な性生活が送れるようになるでしょう。
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