■Vol.90 (2013年04月配信)
“賢者タイム”のメカニズムと
克服する方法
男性なら誰でも経験があるであろう“賢者タイム”。
いわゆるオナニーやセックスでの射精後に、それまでの興奮が一気に冷め、性的なものに一切関心を示さなくなったり、自己嫌悪に陥ったりする現象です。
人によってはこの“賢者タイム”が苦手なゆえにオナニーをためらってしまうこともあるようで、そうなると健全な性行為・生殖活動の障害にもなりかねません。
今回はそんな“賢者タイム”について、傾向と対策を考えてみたいと思います。
脳内分泌されるホルモンが、性的満足度のバロメーター
そもそも“賢者タイム”はなぜ訪れるのでしょうか?
科学的なメカニズムでいえば、この現象は射精後に脳内で分泌されるホルモン「プロラクチン」が主な原因。
男性が性的満足感を得るとこのホルモンが分泌され、その影響によって性的興奮が鎮静されるのです。
“賢者タイム” は主にこの「プロラクチン」の分泌量が少なく、射精時の性的満足度が低かったときに起こるといわれているのですが、おもしろいのはこのホルモン…オナニーよりもセックスでの射精の方が約4倍も大量に分泌されるところ。
一般的にセックスの満足感がオナニーよりも圧倒的に高く、“賢者タイム”がオナニー後に起こりやすいのは、こうした射精時の満足度によって分泌量が変わるホルモン、「プロラクチン」が深く影響していたんですね〜。
セックスレベルの快感刺激を追求した充実オナニーを
セックス後に“賢者タイム”が訪れた場合は、パートナーもしくはセックス自体に満足できなかったということです。
たまになら仕方ないでしょうが、頻繁にくるようなら重大な問題として一度パートナーと真剣に話し合うべきでしょう。
一方、オナニー後にいつも“賢者タイム”がくる方は、明らかに良質なオナニーをしていない証拠。
オナニーでもセックスと同レベルの満足感を得られれば、脳内には十分な「プロラクチン」が分泌され、“賢者タイム”は起こらないはず。
身に覚えのある方は、もっともっと高い快感刺激を追求するべきなんです。
ただし…快感刺激を高める方法は人それぞれです。最高に刺激的なAVを探すもよし、自分のペニスにフィットするベストオナホを追求するもよし、アナニーや乳首開発にいそしむのもいいでしょう。
いずれにしても、ただの手コキオナニーでは不完全燃焼に終わるのは明白。
“賢者タイム”を克服したい方は、しばらくオナ禁したり、自分に合ったアダルトグッズを見つけるなど、オナニーを越えるレベルの性的満足度を目指してくださいね。
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