■Vol.106 (2014年10月配信)
女性のオルガズム達成率と
アダルトグッズの有効性
女性は異性よりも同性とのセックスの方が、より高い確率でオルガズムに達することができる――。
つい最近、こんな“ホンマでっか!?”な情報が、英国タブロイド紙「デイリー・メール」のウェブ版を賑わせました。
この記事を寄稿したのは、性のエキスパートとして名高いトレイシー・コックス氏。調査を行ったのは、性や性差に関する研究で有名な、米国のキンゼイ研究所です。
うーん…男としてにわかには信じたくありませんが、妙に信憑性がありますね…。
女性のよろこぶセックスは、女性にしかワカラナイ!?
調査は“セックス時のオルガズムに達する確率”を、男女2850人へのアンケートで実施。
その結果、男性は異性と同性がほぼ変わらず約85%だったのに対し、女性は異性・約63%、同性・約75%と大きな差があったというのです。
おもな理由としてコックス氏は、女性は挿入による“中イキ”よりも、クリトリスへの刺激によるオルガズム…いわゆる“外イキ”の方が絶頂に達する確率が高く、女性同士のセックスの場合、後者がメインになるからだ…と指摘しています。
つまりコレ…今までにも女性向けセックス特集でさんざんいわれてきた、「やさしく、ゆっくり」とか、「挿入を焦らない」とか、「後戯こそ大切」などの、“女性がよろこぶセックステクニック”を、もっとちゃんと実践しなさい…というコトなんでしょう。
アダルトグッズを活用すれば、ソフト&スローな愛撫も楽チン!
おっしゃるコトはよくわかりますが、男性の立場でぶっちゃけると、「面倒くさい」のひと言。ソフト&スローな愛撫ってのは、想像以上に疲れるんですよねぇ…。
もちろん、女性にご奉仕するのが大好きな男性なら苦にもならないかもしれません。
愛するパートナーによろこんでもらうため、やさしく丁寧なセックスを心掛けている方も少なくはないでしょう。
しかし、毎度毎度こっちばかりが疲弊するようなセックスをしていたら、身が持たないのも事実。
そして…そんな時のためにこそ、バイブやローター、ディルドなどのアダルトグッズが大いに活躍するのです。
キンゼイ研究所のレポート結果を覆し、異性セックスの女性オルガズム達成率を上げるにも、みなさんで今まで以上にアダルトグッズを有効活用していきましょう!
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