■Vol.123 （2016年08月配信）
どんな性癖も受け止める、
アダルトグッズのチカラ
つい先日の8月23日。
人気急上昇中だった某２世タレントが、強姦致傷容疑で逮捕される…という、ショッキングなニュースが世間を騒がせました。
この事件について、（現時点では）まだ詳細な事実関係がハッキリしていないせいもあり、ネット上ではとくに容疑者の性的嗜好・性癖について、さまざまな憶測が飛び交っています。
どんな性癖にも細かく対応しつづけるアダルト業界
このコラムでは今回の事件および容疑者に対し、何ら言及するつもりはありませんが、思い返せば過去にも“ミニにタコ”やら“制服泥棒”やら、有名人の性犯罪はいくつかありました。
そうしたニュースを耳にするたび、性に直結するアダルトグッズ業界に長くいる身として思うのは、「人の性癖は本当に十人十色」だということ。
そして…性癖は自分で取捨選択できるものでもなく、マイノリティな性癖であればあるほど、自己の欲求をなかなか処理しきれず、日々悶々と苦しむケースも決して少なくはないのです。
そんな人の数ほどある性癖に対して、ニッチかつマニアックな需要にも細かく応えているのが、私たちアダルト業界です。
とりわけ同じアダルトでも、ＡＶや書籍・コミックなどは性的衝動を誘発・刺激するだけで終わってしまいますが、アダルトグッズにおいてはその衝動や欲望そのものを受け止め、消化できるチカラを持っています。
あらゆる性衝動を解消させるのが、アダルトグッズの使命
この“特殊な性癖の受け皿となり得るもの”の存在価値は意外と大きく、幼女嗜好や下着フェチなど、己の欲望をそのまま解放したら即性犯罪につながりかねない男性たちからは、もっともっと必要とされるべき商品といえるでしょう。
ここ数年、男性向け商品のパッケージが過激になってきていますが、そうした動きも性ビジネスがニッチなニーズを的確に捉えようとしているからであり、これも多様化する社会の一端なのかもしれません。
私たちＮＬＳも一般的な性嗜好ユーザーをはじめ、他人から理解されにくい性癖に悩む方々にも心から満足できる商品を提供し、少しでも欲望や性衝動を解消するお手伝いができれば…と願いつつ、今日もせっせとエロい商品を売りつづけるのでありました。
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