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■Vol.83 (2012年08月配信)
バイブの無料キャンペーンで
NYの街が大混乱!?
2012年8月。世界最先端の都市であるニューヨーク州・マンハッタン南部において、一夜にして街がパニックに陥り、大規模な交通渋滞が起きる騒動がありました。
どんな凶悪事件かと思いきや、その原因はなんと“アダルトグッズ”。
一体、アメリカで何が起こったのでしょうか…?
大手メーカーが突如始めたバイブの無料配布に人々が殺到!
騒動の発端となったのは、アメリカの大手コンドームメーカー・Trojan(トロヤン)が行った、バイブレーターの無料配布キャンペーン。
おそらくメーカーが予想していた以上の反響だったのでしょう。突如行われたバイブの無料キャンペーンに数百人が殺到し、配布しはじめた直後から歩行者や道路の交通が妨害されてしまうほどになりました。
この緊急事態に慌てたNY市長は、Trojan(トロヤン)に対し即刻配付を止めるよう注意。
Trojan(トロヤン)側も完全にゲリラだったことを反省し、改めて配付の許可を申請した結果、翌日には配付再開が認められ、事態は丸く収まったようです。
アダルトグッズの社会的認知度が高いからこそできた企画
Trojan(トロヤン)によると、今回のキャンペーンは露店スタイルのカートで約1万個のバイブレーターを完全無料にて配付。「アダルトグッズの無料配布としては史上最大規模だった」とのこと。
何とも大盤振る舞いで羨ましいハナシですが、もし仮に日本で同様のキャンペーンをやったとしたら、果たして何人が並ぶことやら…。
アメリカの性にオープンな国民性と、ニューヨーカーたちの意外とモノに釣られる性分があってこそ成立したキャンペーンだったのではないでしょうか。
日本でもアダルトグッズの社会的認知度がもっともっと向上し、いつしかこんなキャンペーンにたくさんの男女が群がるような時代が来ればいいなー…と思いつつ、今日も私たちはアダルト文化向上のために頑張っているのです。
いや、ホント。
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