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NLS通信 コラムアーカイブ

NLS通信 コラムアーカイブ

■Vol.86 (2012年11月配信)

データで見る世界の
アナルセックス事情

数年前まで「アナルセックス」というと、“かなり敷居の高い変態プレイ”とか“ゲイ特有のもの”というイメージが強かったかと思いますが、ここ最近はだいぶ市民権を得てきたように感じます。

しかし…実際のところ、どれだけの男女がアナルセックスを経験しているのか、皆さんは気になったことありませんか?

今回はちょっと気になる「世界のアナルセックス事情」をのぞいてみましょう。

日本人のアナル経験者は、世界的に見てもかなり低めの割合

世界最大手のコンドームメーカー・デュレックス社が2005年に行った世界規模のセックスアンケートによると、日本人のアナルセックス経験率は11%でした。

調査年次がちょっと古いですが、思ったよりずっと低いですねぇ…。

ちなみに…最も割合の高い国はギリシャとチリで55%、イタリアで50%、フィンランドとクロアチアが49%とつづき、アナルセックス大国のイメージが強いアメリカでは47%という結果でした。

このデータからも欧米では性的嗜好としてアナルセックスを楽しむ人が多いのがわかります。

しかし、実は宗教的理由で“結婚まで処女を守るため”、あえてアナルで…というケースも少なくないんだとか。

セックス後進国の日本。女性にもっとセックスを楽しんで欲しい!

ちなみにこのアンケートは、デュレックス社が世界41カ所の国と地域で31万人以上の成人を対象に行っている大規模な調査で、「グローバル・セックス・サーベイ」といわれる、かなり信憑性の高いデータです。

これによるとアナル経験率だけじゃなく、年間のセックス回数や満足度などなど、日本は軒並み世界最低ランク…。残念ながら、まだまだ日本は“セックス後進国”といわざるを得ません。

アナルグッズにしてもNLSでは安定して売れていますが、その大半は男性のアナニー用であり、「アナルグッズの普及=アナルセックスの一般化」とは単純につながっていないのが現実。

日本がセックス後進国から抜け出すためにも、もっともっと女性たちにバラエティに富んだセックスを、能動的に楽しんで欲しいですね。

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