■Vol.140 (2018年01月配信)
「Pornhub」の統計レポートに見る
エロ動画需要
2018年1月。世界中にユーザーを抱える人気アダルト動画サイトの「Pornhub」が、2017年の統計レポートを一般公開しました。
海外のアダルト動画サイトはほかにもいろいろありますが、とにかくここは「年間訪問者数285億人」「アップロード動画数405万2543本」など、ケタ違いの規模。
みなさんの中にもブックマークしてる方…絶対いますよね?(笑)
そんなモンスターサイトが収集・解析したビッグデータからは、一体どんな傾向が読み取れるのか? 日本人に関連深いレポートを中心にチェックしてみましょう。
アクセス数では4位の日本人男性。オカズ用に重宝!?
まず、トラフィック全体の約8割を占める“アクセスの多い国トップ20”のうち、日本は5本の指に入る第4位。圧倒的に多いのはアメリカで、2位イギリス、3位インドとつづきます。
ユーザーの女性比率は全体だと26%ですが、日本は19%ともっとも低く、サイト滞在時間は全体平均の9分59秒に対し、わずか7分50秒。
これらの数字から、日本人は男性ユーザーを中心に頻繁にアクセスしてくるものの、目的を済ませたらサクッと帰っちゃう…という行動パターンが見受けられます。
そう…結局は“男性がオナニーのオカズに使っている”ってコトで、ここまではとくに新しい発見はないですね。
世界で沸騰中の日本人ポルノ。とくにゲイから大人気!
つぎに日本人ユーザーが利用する検索ワードトップ10がこちら。
※カッコ内は「Pornhub」上での日本語表記。
1位:japanese(日本人)
2位:japanese amateur(日本人 素人)
3位:mmd
4位:japanese wife(日本人 妻)
5位:japanese teen(日本人 10代)
6位:V
7位:hentai(ヘンタイ)
8位:3D hentai(3D ヘンタイ)
9位:3D
10位:japanese school girl(日本人 女子学生)
うーむ…やはり日本人は日本人がいいんでしょうね。
じつは「japanese」は全体の検索ワードでも8位に入っており、閲覧数の多いカテゴリとしても5位と大健闘。
さらにゲイ向けコンテンツに限定すると、「japanese」は検索ワード堂々の1位!
男女問わず“日本人ポルノは世界中で人気がある”というコトが浮き彫りになりました。
興味深いのは、全体の検索ワードではほとんど見られない、「mmd」や「VR」「3D」などのCG系、デジタルコンテンツ系の需要が高いところ。
これ…おそらくユーザーがアキバ系に偏っているのも原因でしょう。
公開ページには酒席の話題に使える、興味深いデータが満載!
いかがでしたか?
VR系の映像需要がにわかに高まっていること以外、日本人の利用傾向としては、取り立てて意外性はありませんでしたが、世界のユーザーが日本人ポルノを求めていたのは、ちょっと驚き。
ちなみに、このレポートは下記リンクより誰でも閲覧できます。英語版ですが、今回ご紹介した情報以外にも興味深いデータがたくさん載っていますから、よかったらチェックしてみてください。
■Pornhub Insights 「2017 Year in Review」
https://www.pornhub.com/insights/2017-year-in-review
7人中、3人の方が、参考になったと評価しています。