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NLS通信 コラムアーカイブ

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■Vol.170 (2020年07月配信)

国や文化で異なる
“不倫”に対する世間の反応

つい先月のこと。レギュラー番組10本以上を抱えていた、某人気芸人の不倫スキャンダルが週刊誌にスッパ抜かれ、世間は大炎上。同時に本人もアッという間にメディアから姿を消しました。

確かに彼の行為はゲスかったですし、それまでの好感度の高さや、美人の奥さんがいる“うらやま境遇”などもあったせいか、近年まれに見る猛烈なバッシングを浴びたように思います。

しかし…じつはこうした“不倫した人間を周囲が叩く”というのは、日本社会ならではの傾向。

ヨーロッパの多くの国々では、不倫相手に慰謝料を求めることなどできませんし、むしろ不倫は“新しい恋のはじまり”として、世間から応援されるケースすらあるのです。

論理的な結婚観が浸透しているドイツ

あるドイツ人コラムニストによると、ドイツには「どんな関係性においても、人の“好き”という気持ちは応援すべき」という風潮があり、たとえ不倫であっても、すでに離婚準備に入っているなど、それなりに行動が伴っていれば、周りから理解を得られやすいとのこと。

さらに結婚観においても、「“結婚”というコミットメント(契約)の外にいる不倫相手は、誰と恋愛しようと自由。

不貞行為はあくまで夫婦問題のため、批判や責任を負う立場にはない」…という、とても論理的な考え方が浸透しているのです。

不倫された者にやさしい日本社会

また、ドイツには「失われた愛の慰謝料は存在せず」という格言があるほどで、離婚原因を夫婦のどちらかに負わせることはない、といいます。

それどころか…不倫したのが男性だとしたら、された側(妻)は本来なら被害者のはずなのに、「旦那の気持ちを引き留められなかった奥さんにも、責任の一端がある」といった、厳しい意見まで飛び出すことも少なくないんだとか。

そういう意味では、「不倫=悪」という単純図式の根強い日本社会は、“不倫された側”にとって救われる世界なのかもしれません。

文化ひとつで不倫の捉え方も全然違う

こうした日本人とドイツを含めた欧州文化圏における“恋愛観の違い”は、何も不倫だけではありません。

欧州では、パートナーと別れたり、配偶者と離婚した後も、“友達”として家族ぐるみの付き合いをつづける人が多く、そうした点をみても人間関係に対する考え方が、日本とは根本的に違っているコトが判るでしょう。

どちらが良い・悪いかは別として、同じ不倫でも過剰に叩かれる国もあれば、新しい恋として応援される国もあるなんて…文化や考え方の違いって、本当におもしろいですね。

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