![NLS通信 コラムアーカイブ](/column_archive/images/tit_column_archive.gif)
■Vol.172 (2020年09月配信)
ガチで心身が整い
下半身にも効く呼吸法
古くは“ジョジョの波紋法”、最近では『鬼滅の刃』などでたびたび注目される呼吸法。
奇想天外な戦闘効果はあくまでマンガの話ですが、実際のところ人間は1分間に約20回…1日に約3万回近くも「呼吸」をしています。
そして…その呼吸の善し悪しは自身の健康状態はおろか、“下半身事情”にまで大きく関わってくることを、みなさんはご存じでしょうか?
正しい呼吸は肉体と精神を大きく改善
人間のカラダは呼吸することで筋肉が動き、血液が循環し、酸素や栄養、ホルモンなどが全身に行き渡るようにできています。
そのため、正しい呼吸ができていないと、要所要所に栄養が行き渡らなかったり、自律神経が乱れたりして、体調不良を引き起こし、やがてはアッチが弱くなることも…。
さらに猫背などで姿勢が悪くなると、横隔膜や腹横筋などの“呼吸筋”を使った正しい呼吸法が上手くできなくなってくるので、男性機能の低下に悩んでいる方の中には、無意識のうちに“浅い口呼吸”だけをつづけている人も多いのです。
しかし…これは逆にいえば「正しい呼吸法さえ身に付ければ、健康的な肉体が手に入り、下半身もビンビンになれる」ということ。ならば、やらない理由はないっしょー!
有名な「丹田呼吸法」をマスターしよう!
では、“理想的な呼吸法”とは一体何なのか?
それは古来から伝わる腹式呼吸のひとつ「丹田呼吸法」を指します。ヨガなどでも基本の呼吸として教わりますから、ご存じの方も多いですよね。
やり方は意外と簡単。
【1】イスや床に座った状態で肩の力を抜き、両手を丹田(へその下指4本分あたり)に軽く添えたまま、背筋を伸ばします。
【2】丹田にある空気を全部吐き出すイメージで、下腹に圧をかけながら、ゆっくりと息を吐き出します。
【3】息を吐きったら3〜5秒ほど呼吸を止め、鼻からゆっくりと吸い込みます。この時も肺ではなく、丹田を空気で膨らませるよう意識します。
基本はこれだけ。この呼吸を1回10セットくらいからはじめ、慣れてきたらどんどん増やしていきましょう。
ポイントは息を吐く時間を、吸う時間の倍以上長くとること。息を吐ききった後に息苦しくなったら、小さな呼吸をひとつしてもOKです。
頼もしすぎるハッスル効果に期待大!
この呼吸法を実践すると、血流がよくなるので自然と身体があたたまってきます。逆にポカポカしてこないようなら、正しい呼吸ができていない証拠といえます。
また、これを習慣化することで自律神経が整い、セロトニンの分泌も促進されるため、身体が疲れにくくなり、メンタルも安定してくるといいます。
当然ながら下半身にもパワーが漲るようになるので、若い頃のような精力が甦り、グッズに頼らなくてもハッスルできる…というわけです。
お金や道具を一切必要とせず、いつでもどこでも気軽にできて効果は抜群。達人になると、この丹田呼吸法を24時間無意識に実践できるようになるらしいので、みなさんもぜひ“リアル全集中・常中”を目指してみてくださいね〜♪
5人中、3人の方が、参考になったと評価しています。