こんにちは。
みなさん、ローションはお好きですか? ワタシはNLSに入る前からローションが大好きで、ローションプレイを愛して15年ほど経とうとしています。
前戯から挿入までローションを使っていると、身体に伸ばしたローションをうっかり舐めてしまう…なんてことは日常茶飯事。愛液代替ローションを伸ばしてから股間をペロペロ、なんてこともありがちじゃないでしょうか。
そんな経験を積み重ねてきて、ローションに味の差があることはなんとなく知っていました。ですが、
「そもそもローションってどんな味だっけ!?」
という疑問にぶち当たりました。これはもう、食べてみるしかないと思い、各種ローションを取り寄せました。
定番ローションのお味は?
いちばんクチに入る機会の多かったのは、やっぱり定番のラインナップ。プレイ中は汗などが混じるので、本当のローションの味を知るため、気持ちを落ち着けてひとりで食べてみました。
まずはド定番のポリアク系から。ローションといえば、まずはこのネットリと糸を引くものを思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。
NLSユーザーのみなさんは、ピーシーズといえば、4タイプ揃っていることをご存知だと思います。今回のローション試食では緑のスタンダードを選びました。
マットプレイで使われるのも大体このポリアク系。肌に伸ばして使うので、盛り上がってきて「乳首舐めたいな?」なんてときにペロッとクチに入ることがありますよね。
ピーシーズは“球状”になって落ちるので、1滴でスプーンがいっぱいに。一瞬、糊のような風味を感じた以外はいたって無味無臭。原液のままだと、しばらく口内にネットリ感が残ります。
肌に伸ばすローションプレイでは、大量にクチに入るわけではないので、ネットリした感触もそこまで気にならないはずです。
お次はグリセリン&ポリクオ系を味わってみましょう。愛液代替からローションプレイまで幅広く使え、洗い落としやすい特性です。
アストログライドシリーズの中でも1番の売れ筋「アストログライド・レギュラー」をチョイスしました。“レギュラー”はうるうる感のある滑りを実現していて、ローションプレイに使えばポリアクとは一味違う快感を楽しめます。お湯での洗い落としもカンタンですよ。
サラッとしつつも少しの糸引きがあり、唾液や愛液の感触にそっくりです。そのため、アストログライドを使った手コキは生々しい感触だとよろこばれます。薄膜なので刺激が強くなりすぎないように気をつけましょう。
手コキからフェラに入るときも、サッと拭き取れるので、ローションを舐めることに抵抗があっても大丈夫です。
グリセリンが多いためか、ファーストインパクトは「甘い!」です。後味は少々エグみがありました。サラリとした質感なので、クチの中に違和感が残らないのはよかったです。
拭き取ってから舐めた場合は、ほんのりとした甘さのみでエグみは軽減されました。液量が減ったためだと思われます。オーラルプレイをする場合は、軽く拭き取ると味を気にせずに済みそうです。
愛液代替ローションでいちばん一般的な「水溶性タイプ」は水とグリセリンが主要な成分です。洗い落としやすく、腟の自浄作用を妨げないやさしさが魅力です。
女性にやさしい愛液代替ローションの中でも、比較的新しい「ヴィスコジェルWR」。婦人科医が監修しているので安心感はケタ違いです。これから定番化は間違いないので、味もチェックしようと選びました。
ポリアクフリーで膣内に入っても安全なので、多めに塗布してもまったく問題ありません。性交痛が気になる場合はシリンジで注入するのもアリでしょう。
ではちょっと舐めてみます。少しだけモッタリした感触ですが、スッと舌の上で溶けていきました。味はグリセリン配合のためほんのり甘さを感じます。後味にごくわずかな苦味がありますが気にならない程度です。
オーラルセックスで舐めても、味・食感ともにまったく問題にならないでしょう。唾液不足でツッパリ感がある…なんてときにも活躍しそうです。
欧米での人気が特に高いシリコンローション。長いあいだ潤滑を保ってくれるので、アナルプレイにピッタリなんですよ。
シリコンと水溶性ローションを融合させた「ブラン・シークレット」シリーズ。ポリアクメインのものからシリコンメインのものまでありますが、今回はオイルベースのリッチシリコンを選びました。
ひと塗りするとオイリーな膜が広がります。アナルは傷つきやすいので、潤い成分のヒアルロン酸やホホバ油などが配合されているのもウレシイですね。
うーん、無味! 味がありません。ただひたすらにヌルっと滑る感触がつづきます。まるで相性のいい相手とキスしたあとの感触を彷彿させました。
油染みはできやすいので、事前に使い捨て不織布防水ベッドシーツなどを敷いておくのがいいですね。そうすれば、心配無用で肌の感触を堪能しながらヌルヌル滑る官能的な体験も楽しめます。
体液ローションのお味は?
体液ローションには「疑似ザーメン」「愛液再現」「唾液再現」があります。その中でも今回は疑似ザーメンにクローズアップしました。
いくつか種類がある疑似ザーメンローションの中でも、定番として人気のある「100発分!!ぶっかけザーメンローション」を勇気を出して食べてみましょう。
身体の上にぶっかけたり、クチの回りを汚したりしたら、興奮度爆上がりしますよね。ホンモノは嫌だけど、疑似精液だったらいいよってコもいるはずなので、一家に1本常備してもいいかも(笑)
こうしてみると、ホンモノさながらですね。色といい質感といい…うっすら黄みがかってるところもポイントが高いです。
肝心のお味は…
マズイ!!!
実は香りも体液というよりは、固形石けんのような匂いに近く「これ、味は大丈夫かな…」と心配していたんですが、不安は的中。うっかり石けんの泡をクチにしてしまった…そんな例えが一番近いです。
その上、長い間クチの中にフローラルな風味が残るので、食感どうのよりもひたすらにヒドい味でした。味だけでいえば、実際のザーメンのほうが全然イケますね…。
あくまで視覚的に楽しむだけにしておくのがよさそうです。
フレーバーローションのお味は?
体液ローションは、決して美味しさを連想させるものではありませんが、数あるローションの中には「美味しそうな味・香り付きローション」もあるんですよ。
今回はオーガニックでオイルベースの「LUVLOOB(ラブルーブ)オイルベース ローション」から、チョコレートをチョイス。マッサージにも使えて、洗い流しも不要です。案外サラッとした使い心地です。
食用としても使われる成分からできているので、ウェットアンドメッシーのように顔から身体まで塗りたくって舐め合う…なんてプレイにピッタリです。食べ物をプレイに使うのは、ハードルが高いですからね。
チョコレート味は濃厚な甘い香りです。舌の上でスッと溶けていく感触がクセになりそうです。後味はほんのり甘く、クドさがないのでたくさん舐めても大丈夫です。
寒い時期は硬めの状態で出てきますが、手で伸ばすとサラリと伸びていきます。お肌に浸透していくので、たっぷり使うのがよさそう。
もうひとつ、テッパンの味付きローションをご紹介。ナチュラルフレーバー100%という謳い文句に、否が応でも期待が高まります。
フルトピアのラインナップでも、一番アメリカンな雰囲気ただようチェリーをチョイス。ラブルーブとは違い、ほかの味もポップな印象ですね。選ぶときからテンションが上がるのは間違いありません。
プッシュ式なので、手に取ってピンポイント使い…要は、性感帯に塗って舐めちゃう使い方がオススメです。少量ずつ取り出せるのはポイント高いですね。
香りは強めで「アメリカです!」という主張のあるチェリーの香り。昔食べたチェリー味のソフトキャンディを思い出します。味はチェリーコークのチェリー部分。まるでオヤツのような美味しさです。
これならパートナーのアソコを美味しく頂けちゃいそう! 滑りもさすがのアイディルーブ、潤い感のある膜が広がります。挿入中に引っかかりを感じることはないでしょう。
いろいろなローションを味見してきましたが…ローションは決して食べ物ではありません(笑) けれど、身体に無害な食品添加物でできているものがほとんどなので、舐めるくらいなら問題ありませんよ♪
ローションのラインナップは幅広く、今回食べてみたアイテム以外にもたくさんの商品があります。いろいろ試して、自分にベストマッチするローションを見つけてくださいね♪