オナホールしつもん広場｜はじめてのアダルトグッズ

はい。バッサリいっちゃってます。
ＮＬＳ専属のサムライマスターに依頼し、妖刀・村正で一刀両断…というのはウソですが、商品撮影がひと通り終わったタイミングで、スタッフがオナホ現物をハサミでチョキチョキ切断しています。

もったいないですよねー…。
でも、オナホの断面はこうしないと見られませんし、今でこそ各メーカーがパッケージなどにオナホの断面図を載せていますが、昔はそんな気の利いた情報なんてありませんでした。

そこで「商品を潰してでもお客様に有益な情報を…」ということで、（たぶん）業界で初めてＮＬＳがオナホの断面を載せはじめたのです。

通販ショップは実物を手に取ってみられない以上、サイト上にはできるだけ詳細な情報を掲載することが重要です。
そういう意味では、お客さんが知りたがる情報である“オナホ断面”を、大胆な手法で掲載しはじめたＮＬＳは、かなり革新的だったと思います。

ちなみに…撮影用のオナホはメーカーさんがサンプルを提供してくれることもあれば、在庫を持ち出すこともあり、ケースバイケースです。

うーん…これは難しい質問ですね。ひとくちにオナホといっても、その素材はいろいろありますから一概にはいえないのですが、ひとまず今の主流であるＴＰＲとＴＰＥを前提にご説明しましょう。

ちょっと小難しいハナシになりますが、現在、オナホ素材の主流となっているＴＰＲ（Thermo-Plastic Rubber）やＴＰＥ（Thermo-Plastic Elastomer）は、ザックリ説明すると、油分を固めて固形物として保持する性質の素材。オナホの場合、柔軟性を出すために油分がかなり多めに配合されています。

オナホの融着や変形はこの油分が染み出すことで起きる現象です。オナホが保持している油分は外側から吸われることで溶け出しやすくなるため、綿やダンボールなど吸水性の高い材質とは相性がよくありません。

さらに、高温下でもオナホの油分は溶け出してくるので、保管環境も重要。できるだけ冷暗所を選び、熱がこもるような場所での保管は避けましょう。

また、ＴＰＲやＴＰＥはオナホ以外のアダルトグッズにも多く使われています。バイブの表面やディルドなどもそうで、柔軟かつソフトな弾力の素材は高確率で当てはまります。

ＴＰＲ・ＴＰＥの素材同士がくっつくと、互いの油分を吸い取ろうとするため、やはり融着しやすいです。
オナホ同士はもちろん、バイブとディルド、ディルドとオナホなど、ＴＰＲ・ＴＰＥ素材のアダルトグッズを一緒に保管するのは避け、それぞれ単独でケースや袋に収納しましょう。

これらのさまざまな保管条件を手軽にクリアし、なおかつ安価に入手できるのが、ＮＬＳオリジナルの不織布ケース「おもちゃ袋」です。

オナホはもちろん、バイブやディルド、ローターなど、あらゆるアダルトグッズの収納にピッタリなので、なんだかんだでオススメですよ。

ここまでの作業でわずかに残った水分は、自然乾燥させます。風通しのよい日陰に放置しておけば、半日〜１日で乾くはず。衛生面が気になるなら、この段階でオナホ内部に除菌スプレーを吹きかけておきましょう。

また、オナホによっては表面がベタベタするものがあります。そうしたオナホは表面に「オナシュット」や「ボトルベビーパウダー」などをかけておくと、快適サラサラな手触りに変化してくれます。

自然乾燥中、オナホの下に新聞紙を敷く方がいますが、新聞紙のインクがオナホ樹脂に付着するとインクが転写されることがあります。一度インクが付くと落とすのは難しいので、下に敷くものは新聞紙以外の…できれば印刷物じゃない紙や布にしてください。

オナホ全体の乾燥を確認したら、最後は保管です。通気性のいい「おもちゃ袋」はとても理想的ですが、シッカリ乾燥させてあるなら収納容器は何でもOK。筒型ウェットティッシュの空き容器なんか便利ですよ。

ただし、紙箱やダンボールなどはオナホの油分を吸い取り、劣化を早めてしまうのでご注意ください。ラップなどでくるむのを推奨する方もいますが、わずかな水分が雑菌を繁殖させるケースもあるため、個人的にはやめたほうがいいと思います。

オナホ愛好家の間で、昔からさまざまな知恵と工夫と情熱が注ぎ込まれているのが、この“オナホ固定方法”です。

私の場合、正確なモニタリングをするためにも据え置きオナホ以外は必ず手でストロークしていますが、プライベートでハンドオナホールを使うときは、やっぱり腰振りしたくなります。

正直なハナシ…一番手っ取り早くて簡単なのは、お好きなラブドールや抱き枕、「快感増幅　ウレタンヒップ」などのオナホ固定グッズを使うことなんですが、それでは質問者さんの望む回答にはならないでしょう。

なので、今回は立ちスタイルからうつぶせオナニーまで、比較的応用範囲が広く、なおかつ専用グッズを使わないオナホ固定方法をご紹介します。

ネット上で語られているスタンダードな方法だと、「重ねた枕の間にオナホを挟んでヒモでくくる」や、「クッションなどに縛りつけた筒状の容器にオナホを入れ、スポンジ等で固定する」などが有名ですね。

ポイントは“大きくてクッション性のある物体にオナホを固定する”こと。腰振りでパンパンやりたいわけですから、快適性の面でも硬度のあるものは避けましょう。さらに、オナホ本体へのダメージを防ぐのと、オナホのニオイや油分を周囲に移さないためにも、何かでオナホ包んでから固定するのが理想的です。

以上の条件をすべて満たし、なおかつ低予算で誰もが手軽に実践できるオナホ固定方法といえば…もう、これしかないでしょう！

■超カンタン！オナホ固定方法！

①エアキャップの緩衝材（いわゆるプチプチシート）を用意し、オナホ本体に３〜５重くらい巻き付け、ガムテープで留める。シート幅はオナホ全長より長くなるようにし、前後に折り返しを設けることでシート断面のチクチク感と抜け落ちを防ぐ。

②毛布をタテに何度か折り、さらにヨコに二つ折りする（ハリセンをつくる要領）。折り目の端にぐるぐる巻きにしたオナホをセットし、折り返した根元をベルトや帯ヒモなどで強く締め、オナホがズレないようにすれば完成。詳しくは右の図解を参照してください。

いかがでしょうか？
べろっと伸びた毛布部分は抱きついてもよし、丸めてクッションにしてもよし、角度調整にも利用可能と自由度が高いです。今回はクッション性と自由度を重視して毛布を使いましたが、手軽さを求めるならバスタオルなどでも代用できます。

また、エアキャップが毛布の中で滑ってしまう場合は、輪ゴムを何本か巻き付けてあげましょう。かなり改善するはずです。自宅にあるモノだけで簡単に実践できるので、ぜひお試しくださいね！

うーん…日本人は仮性の方が多いですから、オナホにもこういう問題が付きまといますね。
質問者さんは“仮性包茎でも気持ちいいオナホ”をお探しのようですが、オナホそのもので改善を図るより、コックリングなどで皮が戻るのを防いだほうが、使うオナホを限定されないぶん効率的なんじゃないでしょうか？

コックリングはもともとペニス増強用のグッズなんですが、オナホ愛好者が増えはじめた頃から急激に需要が増しています。それだけ多くの火星人が皮戻り対策に使ってるってことなんでしょう。

実はNLSスタッフの中にも、オナホ使用時は「スーパースターコックリング」が手放せないってやつが、何人かいますよ(笑)

はい、キタコレ！　NLSの電話窓口でもやたらと受ける質問です。
もうね…気持ちいい・気持ちよくないの議論ほど不毛なものはないですよ。だって、人間の感覚はみーんなそれぞれ違うんですから。

ただ、ひとつだけハッキリいえるのは、“オナホの快感は、生身の女性じゃ絶対に味わえない”ということ。無次元とかスパイラルとか、あんな複雑怪奇な膣内をした女性なんてこの世に存在しません。

オナホと生身の女性とは完全に別モノなわけだから、比べるのも無粋です。
オナホはあくまで“男性が気持ちよくオナニーをするためのツール”であり、それゆえに非現実的な快感を追求できるのが魅力なんです。

生身の女性とのセックスには単純な性的刺激以外にもさまざまな要素があって、それらすべてが混ざり合ったものを全身全霊で感じるから、あんなに気持ちいいんです。どう足掻いても、ただのオナニー道具であるオナホが太刀打ちできるはずもありません。

ですから、ハッキリいってしまうと、セックスの快感を求める方にオナホは向きません。オナホは“より気持ちいいオナニー”を求める男性が使うものであり、オナホ自体の気持ちいい・よくないという性能は、個人の感覚によってまったく異なります。

しかし…そんなオナニーの道具だからこそ、オナホは“男性に都合のいい快感”だけを求めて進化してきました。単純にペニスが感じる性的刺激だけでいえば、生身の女性を越えているものも数多く生まれています。

セックスの代替えには成り得ないけれど、そうした手コキより遥かに気持ちいいオナニーの快感が得られる…。それさえ理解すれば、オナホはあなたにとって素晴らしいパートナーになってくれるでしょう。

世の中には同じ用途の商品・サービスでもピンからキリまで価格差がありますよね？　料理だって、クルマだって、爪切りだって、化粧品だって、ペットだって、弁護費用だって、性風俗だって、それこそなーんでもです。

オナホも同じ。使っている素材やつくった人の人件費、開発に要した期間、生産ロットなどなど…さまざまな要因で価格が決められ、流通します。
さらに、仕入値に小売店がいくら載せて売るかでも販売価格は変わります。

ですから、オナホの価格の違いを単純なひとつの理由では語れません。しかし、世の中のひとつの傾向として“高級品＝良質”という法則があり、オナホについてもある程度は当てはまります。

原材料をたっぷり使った肉厚なオナホは、原価は高くなりますがそのぶん気持ちよさが増しますし、ベテランのオナホ職人が開発したオナホは、人件費がかさんでも間違いのない快感性能を有します。

なかには、あらかじめ宣伝費用が商品価格に含まれているんじゃないかと思えるほど、派手なプロモーションをうつオナホもありますし、利益重視の小売店が法外な掛け率で販売しているケースもたまに目にします。しかし、そういう例をのぞけば多くの場合、その価格と品質は釣り合っている気がします。

ところが…ことオナホに限っては、いくら高級・高品質でも、それが「＝気持ちいい」とは必ずしも繋がらないのがミソ。
優れた素材特性や凝った内部構造が快感に直結するとは限らず、むしろ安価で素材も硬いＶ溝オナホの方が人によっては気持ちよかったりします。
こういうところもオナホの奥深い魅力なんですよねぇ〜。

みなさんもオナホを選ぶときは価格ばかりにこだわらず、レビューやクチコミをチェックして、自分好みの構造や硬度を見極めてくださいね。

安くても自分にとっての“アタリ”は、きっとあるはずですよ。

今回はオナホの補修についてですね。私自身はオナホの補修作業ってやったことない（直さなくても安く手に入るもんで…ﾃﾍﾍﾟﾛ）のですが、今も昔もオナホ補修といえば「はんだごて」一択でしょう。

はんだごて補修はオナホ素材を熱で溶かし、裂け目や穴を融着させる…という荒技なんですが、そんなに難しい作業でもないので、図工や技術の授業が好きだった方なら初めてでも大丈夫かと。

ただ…オナホの樹脂素材が溶けるときに悪臭が発生するのと、補修跡がどうしても痛々しく見えてしまうのが難点。
オナホのヘビーユーザーなら持っておいて損はありませんが、手間や仕上がりを考えると新品に買い換えた方がいいケースもありそうです。

わかるわー、完全に同意だわー。自分のペニスや好みにドンピシャなオナホって、なかなか巡り会えないですからね。オーダーメイド、憧れますなー。
あー、誰か俺好みのオナホつくってくれないかなー…（ﾁﾗｯﾁﾗｯ）

RENDSスタッフ　「・・・・・・できますよ」

マジすか！？　RENDSってオナホのオーダーメイドも受け付けてんの？

RENDSスタッフ　「オナホに限らず、予算さえあれば個人でも法人でもオリジナルのアダルトグッズ開発をお引き受けします。ゼロベースで企画から考えるのもアリですし、クライアント側で設計した通りにつくることも可能です」

うおおお、すげぇ！　でもぉ…お高いんでしょう？

RENDSスタッフ　「ここで概算費用をお話しすることはできませんが、確かに量産品のオナホを１個買うよりはずっと割高ですね。それでも国内アダルトグッズメーカーの中ではトップクラスに安いはずです。現に今もいくつか引き合いがきてるんですよ」

へぇ〜、RENDSってそんなこともやってるんだ。じゃあ、知らない間にRENDS製のオナホを使ってる可能性もある？

RENDSスタッフ　「あるでしょうねー。それこそウチの実績はオナホだけじゃなく、アダルトグッズ全般に渡ります。だから、個人の発注でも大量生産して販売すればいいんですよ。もし大ヒットすれば、回収どころか大儲けです」

そうだよなぁ…やっぱり、そういうハナシになるよなぁ…。個人レベルの発注で、１個から生産ってのはムリですかね？

RENDSスタッフ　「うーん…不可能じゃないとは思うけど、費用対効果に見合わないんじゃないでしょうか。オナホひとつに数十万レベルのお金掛ける個人なんていないでしょ」

まぁ、確かに…。そんな大富豪だったらオナホなんかいらないよね(笑)
期間的には発注から完成まで、どれくらいかかるものなんですか？

RENDSスタッフ　「それこそクライアントとのやり取りによりますけど、すべてがスムーズに運べば２〜３カ月ってところでしょう。金型のつくり直しとかが発生すると、えらい工期伸びますけどね…」

なるほどねー。大ヒットする確信さえあれば、オナホのオーダーメイドは一攫千金のチャンスってことですな。
個人でも引き受けてくれるオナホメーカーなんて多くないだろうから、アダルトグッズ業界で起業を考えてる人にとっては夢のあるハナシかも。