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NLS通信 コラムアーカイブ

NLS通信 コラムアーカイブ

■Vol.179 (2021年04月配信)

同性婚が認められる社会へ、
一歩前進した判決

先月3/17。国内ではじめて「同性婚を認めないのは違憲」との司法判断がなされ、LGBTの方々を中心に大きな話題となりました。

この判決は、北海道在住の同性カップル3組が、「同性どうしの結婚が認められないのは、婚姻の自由や法の下の平等を定めた憲法に違反する」として、国に賠償を求めた訴えに対し、札幌地裁が認めたもの。

ただし、賠償については、「同性カップルの権利や保護について、国会で議論されるようになったのは最近のことで、憲法違反であると認識するのは容易ではなかった」として退けられました。

憲法の14条・24条について審議

今回の裁判で審議されたのは2つ。ひとつは「婚姻の自由」を定めた憲法24条で、もうひとつが「法の下の平等」を定めた憲法14条です。

その結果だけを簡単にかいつまむと…24条については“違憲ではない”という判断でしたが、14条に対しては原告の訴えが認められ、同性婚の認められない現状が、はじめて“憲法14条に違反している”と判断されたのです。

同性婚の容認は世界のトレンド

事実、世界では2001年にはじめてオランダで合法化されて以来、同性婚の容認が加速。現在ではヨーロッパや南北アメリカを中心に29もの国と地域で認められており、この流れはさらに広がっていくと予想されます。

さらに国内でも、2015年に渋谷区・世田谷区で「パートナーシップ制度」がスタートしてからというもの、今では全国で約80地区もの自治体で導入され、社会全体が同性愛者に寛容になってきた…というポジティブな変化を感じます。

このように、「世界にならって日本でも同性愛者と異性愛者の区別を解消すべきだ」という気運が高まりつつある中、追い風のように今回の判決が出たことは、当事者たちはもちろん、不平等や生きづらさを感じていた国内のLGBTの人たちにとっても、大きな希望を持てるキッカケになったのではないでしょうか。

NLSはこれからもLGBTを応援します

NLSはその性質上、あらゆるセクシャルマイノリティの方々を応援する立場にあり、「どんな性癖・性的指向であっても受け入れたい」というショップポリシーを掲げています。

もちろん、今回の判決についても大変うれしく思いましたし、東京や大阪、名古屋などほかの都市部でも行われている同様の集団訴訟への影響も、かなり大きいのではないかと期待を寄せています。

まぁ…現実的に日本で同性婚が認められるようになるには、まだ少し時間が掛かるでしょうが、国民の意識や社会情勢を鑑みても前進していくのは間違いありません。

性的差別がなくなるその日まで、微力ながらも我々にできることを考えていきたい…と、改めて強く思えたニュースなのでした。

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