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NLS通信 コラムアーカイブ

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■Vol.187 (2021年12月配信)

大衆風俗の要・ピンサロに
明日はあるのか!?

数ある風俗業態の中でも、手軽に“ヌキ”ができる大衆店として盛況してきたピンサロ。

「花びら大回転」や「西川口流」などの言葉やサービスが生まれるほど独自の文化を築き、昭和から平成に掛けては繁華街の至るところに店が乱立して、多くのファンで賑わっていました。

しかし、そんなピンサロに今、かつてない激しい逆風が吹いているのです…。

グレーゾーンで黙認されてきた業態

ご存じの方も多いとは思いますが、ピンサロは法律的にはキャバクラなどと同じ“店員の接待が可能な飲食店”です。

店内の席と席の間には申し訳程度のつい立てがあり、来店した客はその狭いブース内で接客してくれる女性と“自由恋愛”に落ちた結果、プレイがスタート。

基本的に本番行為はありませんが、服を脱いで身体を密着させながら手や口でヌイてもらうため満足度が高く、相場も大体30分3000〜7000円くらいなので、コスパ的にも優れています。

このようにピンサロは「飲食店なのに性的なサービスが行われている」という実態があり、以前から法的には“グレーゾーン”に位置しています。

しかし…ソープランド同様、それは警察も“暗黙の了解”として、長いこと見逃してきたのです。

東京五輪を機に有名店が狙われた

キッカケは2021年の東京五輪です。警視庁はオリンピック実施に向けて繁華街の浄化作戦を決行。都内のピンサロ店2件に対し、「公然わいせつ罪」を適用して取り締まりました。

すでに50年以上つづいているピンサロの歴史において、警視庁が「公然わいせつ罪」を適用して客ごと店舗を摘発したのは、はじめてのこと。

行政処分によって営業停止に追い込まれた例は山ほどあるものの、刑事事件での摘発はまさに「一線を越えた」といえ、これにはピンサロ経営者側も戦々恐々。

ただ、「公然わいせつ罪」に当たらないよう店内を暗くしたり、パーテーションを高くしたりすると、今度は風営法(個室化を防ぐための規制)に引っかかってしまうので、正直、対応策が見つからない…という状況のようです。

“公然わいせつ罪”だと客も捕まる恐怖

さらに警視庁は2021年の秋頃に、公式アカウントで「ピンサロは違法です。利用しないように!」との内容をツイート。

これまでグレーゾーンとして黙認してきたピンサロを違法と断定し、利用しないよう呼び掛けるのは極めて異例のことで、先日の摘発が単なる“見せしめ”ではないのだという宣戦布告に、大きな波紋が広がりました。

もちろん、これだけ大々的に宣言したからには、今後は警察も本腰を入れて取り締まりに掛かるでしょう。

「風営法違反」の行政処分と「公然わいせつ罪」の検挙を巧みに使い分けながら、客に利用させないための対策も総合的に展開し、繁華街からピンサロを一掃する壊滅作戦が、もうすぐ始まろうとしています。

私を含め、みなさんの中にもピンサロにお世話になった方は多いはず。

あの退廃的ながらも安くていっぱいヌケる大衆風俗がなくなろうとしている現実に、一抹の寂しさを覚えてしまうのは、罪…じゃないですよね?

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