■Vol.192 (2022年05月配信)
触覚を再現する
エロすぎVR技術に未来を見た
VORZEマシンの動画連動機能により、少しずつ認知度を広げてきたアダルトVR。
しかし…アダルト分野に限らず、現状はVRコンテンツそのものが今ひとつハネきっておらず、バーチャル・リアリティに関する技術は、視覚だけに頼っている、まだまだ発展途上な段階といわざるを得ません。
そんな中、世界ではつぎつぎと新たなVR技術が研究・開発され、実用化前ながら触覚にうったえるデバイスも急増中。
とりわけ最近ニュースとなった“口の中を触られている感覚を再現する技術”には、アダルトユーザーからの熱い注目が集まっているのです。
超音波の照射で擬似的な触覚を再現
その技術は米国・カーネギーメロン大学の研究チームが開発したもので、VR用のHMDに超音波を発生させる特殊な機器を統合したシステムによって実現。
この装置には64個の振動子が配置されており、それぞれが空中に超音波を放射しながら、装着者の唇や歯、舌を含む口腔内に空気中の音響エネルギーを集中させて、触覚を与えることができるといいます。
唇の1点が瞬間的に触られたような感覚はもちろん、連続的な振動による動的な表現もOK。上下左右に動く感触やランダムなアクションにも対応します。
つまり、この触覚再現システムとVR映像を連動させれば、バーチャル空間でコーヒーを飲んだり、タバコを吸ったり、歯ブラシで歯を磨くことも可能。
そして…健全な男子なら誰もが思いつくように、これをアダルト分野に持ち込めば、甘いキスやベロチュー、各種オーラルプレイが自由自在に楽しめるようになっちゃうんですッ!
うっひょ〜! は、早く実用化してくれぇ〜!
耳にフ〜ができるヘッドホンも開発中
なお、こうしたVR技術の研究は国内でも精力的に進められていて、東京大学では物理的なファンの風に頼ることなく、風の感覚を耳で得られるヘッドホン型ウェアラブルデバイスの開発に成功。
詳しい説明は省きますが、このデバイスを使えばVRシーンに応じた風の音、振動、温冷感までもが同時に与えられ、あたかも耳に風が当たっているかのような錯覚を得られるといいます。
これもアダルトシーンに使えば、吐息や囁き声なんかの再現ができそうで夢が広がりますね〜♪
全技術を集約すれば疑似セックスも!?
ほかにもVRキャラクターに腕をグイッとされる、腕部装着用のデバイスや、足を滑らせたり、地面や床の異なる感触を再現したりが可能になるローラースケート型デバイスなど、VRに関する新技術や装置はつぎつぎと生まれています。
当然、それらが全部ひとつになったら…もう今の立体映像どころじゃない、かなり精巧なバーチャル・リアリティとなるでしょうし、その技術でアダルトシーンをつくれば、もはや本物と区別が付かないほどのリアルなセックス体験ができるはず。
実際、これらの技術は研究段階で成功しているので、実用化まではそれほど遠い道のりじゃありません。誰もが気軽に買えるほど一般的なモノになるまでには、まだ時間が掛かるでしょうが、触覚を伴うバーチャル・セックスの実現は、もうスグそこまできているといえるでしょう。
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