- スカトロすかとろ
- 人の排せつ物や排せつする姿に興奮する性的倒錯の一種。
解説
尿や便について考察する“糞便学”というジャンルをスカトロジーと呼ぶが、糞便に対する愛好も同様にそう呼ばれている。
スカトロプレイでは大きくわけて、排せつを眺める・顔やカラダに塗る・食べるの3つの要素がある。インターネット検索をすると意外なことに塗ることを愛好する人よりも、便を食べることを好むほうが目立つのである。
これはおそらく、SMプレイの一環として女王様やご主人様の便を“神聖なものとして食する”文化があり
M性の強い人物はその成果を人に見せたがる習性が強いためだと思われる。
スカトロの歴史は…と紐解いてみたところ、江戸時代にはすでに、女性のトイレを覗き排便後の肛門を「舐めさせてくれ」と訴えるものがいたり、遊女のうんこをこれまた遊女の小便で練って丸薬にして飲んだりという記録が残っている。
丸薬の話は創作だと思われるが、「惚れた遊女の糞や小便であればきたないことではありませんぞ」ともあり、愛しい人の排せつ物を口にしたい気持ちは江戸の時代より存在していたようだ。
また、この頃のトイレといえば、屋敷には汲取式の便壺が設置してあったものの、町中にはそこら中に排せつ物が落ちている状態だった。
便壺にもしも財布など金品を落としてしまった場合には、服を脱いで便壺の中に入り、糞尿の中から大事なものを探し出す…ということもあったという。
現代よりもずっとうんこは身近な存在で、今ほどタブー視されていなかった可能性もうかがえる。
スカトロが「より変態的なもの」と捉えられるようになったのは、水洗トイレが普及し排せつがより隠されたものになったから、という要因がありそうだ。
用例
「オレは糞便学に興味はあるが、スカトロ趣味はない。」
「飲尿健康法が気になるが、やはりスカトロ趣味のケがあるのだろうか」
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