セーフワード｜大人のおもちゃ用語辞典

倒錯した性癖を満たすためのプレイは、肉体的にも精神的にもハードになりがちだ。また、プレイを盛り上げるために「やめて」「イヤ」と発することもある。そんな時に活躍するのが「セーフワード」というシステムだ。

プレイ前に「本当に止めてほしい時に口にする言葉」を決めておくことで、信頼も雰囲気も壊すことなく楽しめる…というわけだ。

ちなみに言葉以外でも同じような決め事は作れるので、ふたりのプレイスタイルにマッチした合図を決めておこう。

某スタッフの実話では、緊縛中に「ムリかも」と感じたときにはご主人さまを１回タップ。これで縄を緩める、もしくは吊りを辞めるなどの合図になる。２回タップで「完全に止めてほしい」の合図で、プレイは中断となる。

また、言葉でのセーフワードは「お許しください」というものだったそうだ。これも１回目は手加減をお願いするもので、２回目で中断となるとのこと。雰囲気を壊さない言葉に設定するのもオツだが「りんごとみかん」などプレイと関連性のない言葉に設定するのもアリだ。

「この間プレイしたS男がセーフワード要らないとか言って…結局腕痛めたよ。Sの見極めって大事だね」

「盛り上がってくるとセーフワードのことを忘れがちだから、素っ頓狂なヤツを設定するほうが向いてるなァ」