プレミアム SI-X｜大人のおもちゃとアダルトグッズの通販ショップNLS

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■プレミアム SI-X

白箱が「ULTRA（ウルトラ）」、黒箱が「BEST（ベスト）」です。内部構造の図版をパケに載せるのは、シリーズ共通の伝統的な手法。

外観デザインと寸法は両者共通。内部構造によって多少グラム数が違いますが、ほんのわずかな差です。　※数値はＮＬＳ実測値

しっとり油分のあるTPE素材です。柔軟性やハリのバランスはよいものの、ケミカルな素材臭が強いので、苦手な人は多いかもしれません。

上の「ULTRA（ウルトラ）」は、血管のような筋が内壁全体を斜めに覆います。下段の「BEST（ベスト）」は、岩肌のようなゴツゴツした内壁です。

空気抜きによるバキューム効果は大。適度に肉厚でストロークもしやすく、握りの調整で刺激コントールもできるため、使い勝手はいいですよ。

【ULTRA（ウルトラ）】格子状に走る太めのヒダが、全方向からけっこうな強度でペニスを擦る高刺激系。奥のドームも居心地がよく、標準以上のパフォーマンスを発揮します。

【BEST（ベスト）】大きく隆起したコブや細かいイボ群、後半の大小ヒダなど、じつに多彩な構成です。一見すると刺激的ですが、意外と各ギミックの効果は薄く、やや中途半端な印象。

: プレミアム SI-X

商品レビュー

まさかの素材変更にファン騒然！？
ネットリ絡む内壁は射精力も高水準

独特なタッチながらも、清潔感のある２次元イラストが印象的なトイズハートのオナホパケ。しかし、数あるオナホの中でも女の子イラストを一切使わない、硬派で精悍なイメージを貫いているのが「SI-Xシリーズ」です。

もともとは2009年に「SI-X Type.R」がデビューし、その後も地味にバリエーション追加されていた、じつは10年以上もつづく息の長いシリーズ。

その最大の特長は軽くて扱いやすい発泡系素材の素晴らしい質感であり、純粋なオナホ性能だけで勝負するモデルゆえ、玄人ユーザーたちから根強い支持を受けていました。

本作はそんな「SI-Xシリーズ」待望のプレミアム版。２つのバリエーションはカラーと内部構造の違いで、サイズや造型は同じです。

どちらもボディは200ｇを越えるほどボリュームアップし、素材もなぜか発泡系から普通のTPEに変更されています。大型化はともかく、SI-X最大の特長を捨てたプレミアム版に、果たして勝機はあるのでしょうか？

新しくなった素材は適度に柔らかく、油分はあるもモッチリと手に吸い付くような珍しい質感です。伸縮性を保ちながらもハリがあって、ヒダの角などがピンと立っているような印象を受けました。

ただ、素材に定評のあるトイズハート製とは思えないほどニオイがキツく、いつものオナホ臭とは少し違った化学薬品のような臭気にゲンナリ…。ニオイに敏感な人だと拒否反応を示すかもしれません。

「ULTRA（ウルトラ）」の内部構造は、全面にワッフルのような斜めラインが張り巡らされている感じ。タテ・ヨコがハッキリ区別されていないため、縦横無尽の刺激があり、そのひとつひとつがカリを強く捉えるくらい濃厚です。

このストロングなヒダ感がペニス全体にジュルジュルまとわりつき、最奥を突けばドームに亀頭が包まれる多幸感も得られます。少々クドさはあるも、わかりやすいヌキ特化タイプに分類されるでしょう。

一方、「BEST（ベスト）」は、表面のザラついたコブ突起などが上下にあり、随所にプチプチした高弾力なイボも感じる構造。ゴツゴツした岩のようなテクスチャーもありますが、あまり効果的ではないように思います。

動かしてみてもプチプチ弾けるイボが目立つばかりで、やはりイカつい内壁は存在感が薄く、そのせいで不透明感が残ります。射精力でも物足りなさを覚えてしまったので、もう少し強弱のメリハリが欲しいですね。

普通のオナホとしてなら、これはこれで十分ヌケるため一定の評価はできるのですが、本作を“SI-Xのプレミアム版”として考慮すると、シリーズのファンであればあるほど、いろいろ不満も出てきそう…。

とくに発泡素材でなくなったことは致命的。TPEとなってもネットリしてそれなりに気持ちいいものの、「SI-Xシリーズ」としての個性や魅力は感じられず、「これなら別のオナホでよくね？」となってしまいます。

価格が安いので気軽には試せますが、「SI-Xシリーズ」に思い入れがあるなら、それなりに心の準備をして挑んだ方がいいかもしれません。